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CARAVAGGIO

心の隙間を埋めるかのごとく、憑り付かれたようにカラヴァッジオばかり見ています。

あーくそー難解だー。わけわからんよ、デレク・ジャーマン。
こんなに頭を使う「恋愛映画」は初めてみました。結局、誰が誰を愛してたの?
特にラヌッチォ、お前だ。お前は誰が好きだったんだ。金と自分以外で。
レナのお腹の子供の父親は誰だったの。二人への愛はどうなったの?
ミケーレの周囲の男はどれがパトロンなのか友達なのか彼氏なのか判別不可能。

ショーン・ビーンは綺麗でかっこいいし。
ティルダ・スゥイントンは可憐でかわいいし。
ナイジェル・テリーは渋くて男前だし。

どうとでも解釈すればいいのかなー。けど、3人とも見る度に印象が違う。
一粒で何度も美味しい「恋愛映画」かもしれません。しかし、難しい。

原作を読んで理解しようにも、この映画は16世紀末のイタリアに実在した画家
ミケランジェロ・メリージ・カラヴァッジオの人生と作品へ、デレク・ジャーマン監督が
自身の生き方と魂を重ねて表現したものなので、細部の真実をは彼の胸にだけ。
おまけに1896年の作品で、もう逝去したのでコメント等、調べようがありません。
いや、ちょっとデレク、教えてちょうだいま。けっきょく誰が誰を愛してたの?
CARAVAGGIO_a0011555_235442.jpg

by lose33 | 2004-07-14 17:42 | 映画を見たよ

つれづれと一方通行にて生活内容を発車オーライしております。(管理人いなほ もしくはLF 時に局長)

by lose33