2007年 02月 17日
南国酒房チャンプルー
彼女のオススメ南国酒房チャンプルー。
金沢に一軒だけの沖縄料理のお店だそうで、二階へ続く階段をのぼり
ドアを開けるとそこは異国ティスト溢れる空間でした。だってだって
BGMがエンドレスでBEGIN え、沖縄・・・!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)!!!
他にも夏川りみや映画;涙そうそうのポスターなど全力で石川脱出。
メニューも日本語だけど日本語でないカタカナ羅列で見当不可能。
右も左もわからずおっかなびっくり注文しました。
とりあえず彩りの綺麗な料理が食べたいなーと
相談してパパイヤサラダを注文。南国を意識。
派手かつトロピカルな品を期待してでてきたのが
どうみても大根サラダ風で肩透かし喰らいました。
何コレ?そう、それは青パパイヤ。細切り大根に
見えますがなんと果物。熟す前のパパイヤを細く
切ったそうで黄色と緑のトロピカルなサラダ想像を
大胆に裏切る地味具合。そして・・・初めての味?
あれ、繊維みたいな?歯ごたえもぱきぱきする
ような?・・・美味しい!でも果物じゃない(爆)
次のオーダーはミミガーチャンプルーを注文したの
ですが突き出しがそのミミガー(写真右手前)な
ことに気がつき急遽キャンセルしました。沖縄
名物豚の耳皮。ゼラチン質で軟骨がコリコリ~♪
お土産でもらう醤油漬けとはぜんぜん違う味。
ゴーヤは苦手なので他に何かないかと相談したら店員さんのオススメ。
麩チャンプルー。石川県民みんな大好きな車麩とのコラボレーション?
沖縄では炒めるのがスタンダートなお麩の食べ方だそうです。今まで
玉子で綴じたりお出汁で煮びたし風にしたものを食べてましたが、
これもやはり出汁?でふやかしてある・・・のか油で炒めた効果なのか
不明ですが、つるつる食べれた印象。一緒に炒められたもやしと
ニラに・・・卵を混ぜてあったのかな?うん、おかずです。
ラフテー。皮付き豚肉の三枚バラ肉を黒糖と泡盛で漬けて煮たもの。
これが大変おいしかったんですよ!( ゚∀゚)ノいわゆる煮豚なんですが
ぜんぜんギトギトしてないの。でも、ジューシィーyyv 基本的に肉食
人種なのでおおきな肉がごろんと置いてあると大興奮します(笑)
だいたいひとかたまりが手のひらサイズというか?
上にのっているのは万能葱。彩りいいですよ。値段は800円。
財布とお腹が許せば10個位は食べたかったな~(笑)
割るとさらにおいしそう!箸がすっと入る位柔らかく煮てあって
1個を半分こしても納得の味とボリュームでした。
油っぽい料理が続いたので、う~これでお酒が飲めたらさぞかし
楽しいんだろうなあーとちょっとおもいました。飲み物はさんぴん茶を
ホットで飲んでいたんですけどね。さんぴんとは沖縄語でジャスミン
茶だそうです。友達はうこん茶?木の皮をお湯で煮出したような味の
不思議なお茶を飲んでましたっけ。
ポークおにぎりとなかみ汁。おにぎりというよりは手巻き寿司みたい…。
中身のスパムも普通に美味しかったのでこれはスパムじゃないのかも?
あ、ポークか?それともランチョンミート?よくわからない肉です。
なかみ汁は胃袋、腸のいわゆる豚モツのスープですが、かなりあっさり
した塩味で飲みやすい反面、こってり味噌味に慣れた舌には・・・微妙な
違和感…想像と違うかも・・?とはいえ、その辺の意識はとんこつスープ
やモツ鍋とかのイメージ(北九州?)なのでこれが沖縄!と提示されると
なるほどねえと納得するしかない異国情緒。
最後のデザートは、三色アイス盛り&ホイップクリームをちょびちょび。
さとうきびアイス、紅芋アイス、ゴーヤ(笑)アイスと、よりとりどり。
紅芋アイスは普通に美味しく、さとうきびはとても甘く、ゴーヤは・・・
なんだろう、インチキなメロンアイスの味?さすがに苦くはなかった。
全体的にさすが沖縄、石川にないものばっかり!という感想。(麩は
あるけど・・・)この日初めて食べた食材や調理方法が珍しいものが
いっぱいだった為かなり感動しましたが、単に私達が物知らずなだけ
だったのかもしれません。店舗自体はフランチャイズですが、店長さんは
沖縄出身。気さくな方で、わからないことなど優しく応対してくれました。
けっきょく一品を半分こしてお酒なしで一人2500円?片町に一軒だけの沖縄料理の
お店、こうなったら今度は他のメニューも試すべく訪れたいものです。
by lose33
| 2007-02-17 03:42
| 外食と私