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カンフー・ハッスル/チャウ・シンチー監督

今年初めての映画館での鑑賞作。アクション映画こそ大画面の
醍醐味。クンフー映画ならばなおさらです、わあい。
シンチー映画は小林サッカーも面白かったから期待大でした。

感想:やっぱ踊るんだ。

インド映画かよ!?Σ(゜□゜) しょっぱなの斧頭会ダンスに度肝を
ぬかれ、大家さんの無敵ババアっぷりに度肝をぬかれ。ところどころ
挿入されるハリウッドパロディやあからさまなブルース・リーティストに
苦笑して、まるで大昔の少年ジャンプ展開に大笑いして楽しみました。
ジャンプ的にありえるよ、あれは! お約束的過ぎて先がバレバレだし。
つーか、むしろバキらしい。どうよ、それ。

監督のシンチー演じる主役のチンピラさんは、序盤は狂言回しとして
本筋の横に置いとかれているのですが、後半クライマックスの少年漫画
主人公っぷりと大風呂敷の畳み込みっぷりが素敵なバカ具合で大好きです。
話のまとめかたは強引としか言いようがないのですが、強引ながらも丁寧な
伏線回収で大変好感が持てます。伏線自体は目茶目茶なものはってるけどな。
なんだ、すごけりゃ皆太極拳か。いいなあ、バカで。次回作も楽しみだー。

そして、もう一つ素敵だったのが、吹替版の声優さんの演技です。主役
山寺宏一。ありえない違和感のなさ。シンチー来日して山寺ボイスで
喋りだしても不思議に思う人は誰一人としていない程のハマリっぷり。
おもうに、これは山寺宏一という役者さんの演技にあると思うのですが、
例の色男っぽい喋り方だの「自分の地」を何一つ出すことなく、大げさではく、
あくまで自然なシンチー個人であるというか、かといって、山寺宏一=
シンチーでもない、演技? 怒声や叫び声が、山寺宏一ボイスでありつつも
ちゃんとシンチーがその場で叫んだ声のようにきこえるというか。凄い素敵。
斧頭会のボスも多分有名な声優さんなんだろうけど、こっちはアニメっぽい
声の演技ばりばりで、ちょっと違和感。むしろ主役以外は字幕で見たい
イキオイでしたかもだ。

まるでジャッキー・チェン=石丸博也が世の理であるかのように、これから
私の中ではシンチー=山寺宏一でヨロシクです。小林サッカーも今度吹替で
見てみよう~と、褒めたたえていたら、一緒に見に行った妹が一言。

「おねいちゃん、あたし山寺宏一あったことあるよー」
「!!!Σ(゜□゜) ドコデナンデイイナ!?」

バイトしていた自由が丘の食品店にカレーうどん食べにきたそうです。うわーん、
羨ましい。
by lose33 | 2005-02-04 23:56 | 映画を見たよ

つれづれと一方通行にて生活内容を発車オーライしております。(管理人いなほ もしくはLF 時に局長)

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