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アンナ・カレーニナ/ソフィー・マルソー主演

あらすじ→「ヴロンスキーの愛したアンナは死んだ!何故だ?!」
トルストイ 「坊やだからさ」 

一人で見るのは恐ろしかったので、友達とポテチ食べ食べ恐る恐る見ました。
ビデオ冒頭の別映画の予告がどれもこれもエッチィので、この先の展開に
不安を覚え、さらに字幕作家が戸田奈津子であることが表示され、不安は倍化。
うわーなんかピンクだったらどうしよう!?死ぬよ?!とかドキドキおびえつつ
いざ始まって見ると、ロシアの景色の美しさとチャイコフスキーの音楽、そして、
アンナ・カレーニナ役のソフィー・マルソーの美しさにすっかり魅了されてました。
かかかかかわいいいーーーーーーーーー!

黒髪黒目で、前髪をかっちり揃えたかわいい髪形のアンナは、すごくかわいい。
そりゃ、一目ぼれされるよ!列車追っかけるよ!お姫様だっこでさらうよ!
旦那だって何度浮気されても、許すよ!(でも、世間体から離婚は許しません。)
もう口を開けば、このアホは忘れろだのダンナの元へ帰ってやりなおせーだの、
私達すっかりアンナ親衛隊。しかし、物語は容赦なく残酷な結末にゴー。

世間体と社会的立場しか求めず、アンナの心の空白に気づかなかった夫。
恋と情熱を与え、わがままを全て聞き入れるものの、やはり気づけなかった恋人。

ああ、もうこのアホさえアヘンに気づいていれば!と私達は憤慨したのですが。
結ばれる前に「貴女の声も姿も一生忘れません」と言ったヴロンスキーが、最後の
苦悶と絶望に満ちたアンナの死に顔しか思い出せず、残りの人生を戦場で過ごす
のだと思うと、罰はあたってるとおもいました。アンナを失った自分の命には価値が
無いといい切り、緩やかに自殺。でも、私が兵士だったら女に死なれて死ぬ気
まんまんの上官がきたらスゴイ迷惑なので、ロシアの武器として頑張って欲しいところ。

こう・・・恐れていた程エッチィなシーンがなかったので安心でしたっていうか、あの
ベットシーン。男の方が露出が高いとはどういうことだ。ホントウどういうことだ。

そして、精神の均衡を崩し気味なアンナをがんばってなだめる ショーン ヴロンスキーの
台詞。「Please,Please・・・don`t go・・・・」
日本語訳「我慢して家にいてくれ」
・・・戸田奈津子憎ッ! またしてもいやがらせか、おのれ。
あんまりにも悔しかったので腹いせにアンナ・カレニーナを読み直しました。
どんなかわいいことゆってるんだ、このアホウ。ちょっとでも好感度あがるといいなあ。
by lose33 | 2004-07-04 17:25 | 映画を見たよ

つれづれと一方通行にて生活内容を発車オーライしております。(管理人いなほ もしくはLF 時に局長)

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