2004年 06月 14日
TUTAYA攻防戦
TUTAYAへビデオ借りに行ってきました。滅多に利用しないので、カードの有効
期限も切れてましたよ、あいたた。
更新をかねて、いっちょう恋愛映画でもセレクトしてみよーぜと野望に燃えて
隣の市までうきうき夜行ドライブです。あほうです。
標的はデレク・ジャーマン監督「カラヴァッジオ」。ルネッサンスの異端画家
ミケーレ・カラヴァッジオのスキャンダラスな生涯を描いた異色作。
ええ?恋愛映画挑戦じゃなかったけ、自分。この内容は明らかに異なるよ?
いえいえ、一応文芸作品だし、愛憎どろどろだし、おじさん好みと称された
手前20代のショーンさんが好みか再確認っていうか、こんなマイナー映画
置いてある訳無いさーあったら心臓止まるけどなとか自問自答で葛藤しつつも
高を括っていたら、やはりなかったので一安心。
つまり、気分は初めてエロ本買いに行く男子中学生。売り切れててガクリでも
だいぶ安心。やっぱり私にゃむいてないかもだと戸田字幕調で言い訳しながら
別のもの探してたら、恋愛の棚から発見でしたよ。
「アンナ・カレニーナ」と「チャタレイ夫人の恋人」。
・・・例えるなら、憧れのアイドルの水着写真集をどきどき捜してたら
うっかりヌードシーンのあるVシネマを発見してしまったような。
(てゆうか、これ例えじゃありません。そのまんまです。ノー比喩)
これを私に借りれというのですか、TUTAYAの神様。今年になって初めて
借りるビデオがこれですかっていうかレジまで持ってくのすら躊躇われる
恥ずかしさなのですがねえちょっあsdfgふじこ (錯乱)
よし、とりあえずアンナ・カレニーナ借りとくかー。トルストイだし!軍人さん
衣装ステキだし!っていうか、ホントコスプレ似合うなーとパッケージに
うっかり見惚れ、吹替版であることに気づき超却下。
すると残る選択肢は・・・チャタレイ夫人のみですか、神様?!ΣΣ(゚Д゚ )
既に表紙のみでお子様は閲覧拒否なんですけど。鑑賞には個室が
必要なんですけど。アダルト耐性がない私は鑑賞後即死確実です。
しかも不倫でよろめきで昼下がりの情事でえっちなシーンで「森の中では
僕のものだって言ったのに・・・」です。かわいいからやめて恋人。
この場合、借りないという選択に何故か逃げる訳もいかず、斜めヨコの棚を
見ると「サイコ(リメイク版)」を発見して、ヤター!ヴィゴさんだ!こっちを借り
とけーとしばし浮かれるも貸し出し中にて逃亡失敗。おのれ。
ああもうこうなったら大人の階段登ってやるさー!とやけっぱちで覚悟を決め
レジまで持っていきかけて・・・新作の棚に救いの手ががぽつんとあるのを発見!
同じくデレク・ジャーマン監督「WAR REQUIEM」。新作の筈なのに7泊8日!
多分私の為に用意されたものと見た!限界ギリギリで地獄に仏!神様感謝。
あとはもう一本駄目人間系のアクション映画をチョイス。「パルプフィクション」
「トゥルーロマンス」「処刑人」「オーシャンズ11」「ギャングスターナンバー1」と
迷って、まだ見てない「処刑人」に決定。タランティーノ作品だのガイ・リッチーだの
駄目人間話は好きなのですが、新しい駄目人間畑を開拓ということです。
うきうきレンタルビデオライフ。
<余談>
上記、どきどき戦いを友人に話すと「ああ私8号のTUTAYAに行ったんだけど
アンナ・カレニーナの字幕版だけレンタルされてたよ。確実にいるね」との答え。
いや、ボンドガールのソフィー・マルソーファンかもしれんやん?と突っ込んで
おいたんだけど、いるのかな、石川に確実に私ら以外のショーン・ビーン ファン。
by lose33
| 2004-06-14 17:51
| 映画を見たよ