アクメツ/田畑 由秋・余湖 裕輝 著

「1000万円で人は死にますか?」
答え:死にます。3丁目の鈴木さんは銀行の貸し渋りにあい1000万円が用意できず、倒産。首をつって死にました。
「あなたが着服したお金は誰のお金でしょうか?」
答え:公的資金ていうか、税金です。みんなのお金です。
「3億円で何人国民が助かるでしょうか?」
答え:鈴木さんの話からすると3億÷1000万円で、30人。
「ってことはー、3億円税金を着服すると30人殺したってことになるよなあ。
やっぱ悪じゃん。死が妥当だな」
じゃあ、ラストクエスチョン。
「この世の中にいる悪人が全て死んだら世界は平和になるでしょうか?」

内容を簡単に纏めると、日本を食いつぶす汚職政治家達をテロリストが
上記の理屈で虐殺しちゃうピカレスク・ヒーロー漫画な訳で、なんでこんなに
面白く感じるのやら。アクメツの語る主義主張は決してマトモなものではなく
老人虐待か?!とおもうような残酷描写もあるので、子供にお進めしたい
内容ではありません。つーか、鵜呑みにすんなよ。ただ、赤字決済の為
10年後は消費税21%とかわけのわからんことをちょっとだけ理解する
手引書位にはなるのではないかなとも思ったりもしますねー。
あとは、綺麗な絵もあるし、スゴイ勢いの展開もあるし、混ぜられたパロディも
面白いけど、やっぱり主人公の魅力かなー、アホウで真摯で確信犯で。
駄菓子に目を輝かせたり、喋り口調が「~じゃん」だったり。愛らしい。

アクメツの主人公<生(ショウ)>君は高校三年生の男の子達。ある日、変身
ヒーローにつきものの特殊能力を手にした彼らは、<悪を滅ぼすアクメツ>
となり、日本を腐らせる政府要人・高官を次々と抹殺していきます。
薬害で死んだ、親友。警察の無能故ストーカーに殺された友達。親の借金
返済に身を売る、大切な人──。理不尽な現実を前に、あえて暴力という
最後の手段を選んだ彼らは、自らの命のみを犠牲にすることで悪と闘う事を
決意し、実行していきます。
アクメツが現職の首相へ突きつけた猶予期間は1ヶ月──暗殺という決して
許されない行為で老害を一掃した上で、日本の構造改革が実現しなければ
罪を償おうというアクメツのマニフェスト。残された期間は、あと三週間。
果たしてアクメツの行為は報われるのか?世界は正しくなるのでしょうか?

・・・・・・改めて読み直すと大変乙女向きではありません。イイノオモシロイカラ
今週のチャンピオンでは「まさにアッチョンブリケじゃん!」って、とうとう
薬害ネタに着手していて、目が離せない状態です。っていうか、それは
ブラックジャック・・・!Σ(゜□゜)イイノカ ←秋田書店だからいいらしい。
うっかりカレンダーに○つけてしまう位アクメツ新刊が待ち遠しかったり。
まさか自分の本棚に少年チャンピオンコミックスが並ぶ日がくるとは・・・
「そうせざるをえなかった」生君の背景が気になってしょうがないのですね。
現在ハマッてる状態です。ァ '`,、(ノ∀`)
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by lose33 | 2004-11-07 21:57 | 書物を読むよ

つれづれと一方通行にて生活内容を発車オーライしております。(管理人いなほ もしくはLF 時に局長)


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